​教科書改訂について

​ポイント解説!!

2021年度から本格的に中学校で使用される英語の教科書改訂が行われるのはご存知でしょうか?

今回の教科書改訂は今までにない内容変更が行われます。

一番の目玉は、高校1年生で学習していた文法内容の一部が中学校で降りてくることです。

​これだけを聞くと、

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え、勉強内容が難しくなるの!?

​ウチの子できるのかしら…。

​と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

結論から申し上げますと、内容が難しくなるわけではないのですが、

今までより学校で文法を教わるペースが上がる可能性があります。

そのペースについていけるかが問題になるかもしれません。

 

さらに、暗記しなくてはならない英単語数も増えます(ここも大変かもしれませんね…)。

​そこで、どうしてこのような事になったのかを簡単にですが解説していき、具体的にどのような変更がなされるかを見ていきます。

​​気になるトピックがあれば、お好きなところからどうぞ。

​①教科書改訂の経緯・背景

 

​教科書改訂の経緯を見ていきますが、その前に指導要領変更のスケジュールを確認していきます。

(文部科学省資料参考)

教科書改訂スケジュール.png

​実は、すでに2018年から小学校では移行期間に入っていますので、小学生のお子様がいらっしゃる方はすでに英語教育が始まっていると感じているかもしれませんね。

​小学校では英語は今までは小学5・6年時に「外国語活動」として位置付けられていましたが、「英語」として教科化されます。よって、通知表で成績がつけられるようになります。3年生から外国語活動が始まり、まずは英語に慣れ親しんでもらうため発音やリズムを楽しむ授業が行われます。

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​つまり、5年生から徐々に英語の簡単な文法事項を教わることになります。

ここがポイント!

​これからは小学生時に、今まで中学校で教わっていた文法事項が降りてくるわけです。

そして、中学校ではそれをもとに、続きものとして授業が行われます。だから、中学校で教わる文法事項に高校生内容が加わるのですね。

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どうしてこんなに早くやる必要

​があるの?

そうですよね…。どうしてこんなにも英語の早期教育が行われるようになるのでしょうか。

​その理由を以下のようにまとめました。これは教科書改訂を行う際の背景を説明したもので、文部科学省の『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』を参考にしてまとめました。

要因.png

​まぁいろいろと書いてありますね。

要は

これからの社会・科学技術はいろんな変化あるよー!!

外国との関係がより一層大事になるよー!!

それに対応するためにはよりコミュニケーションを重視するよー!!

ということです。

ちょっと大げさにまとめましたが、こういう時代背景(本来であれば、2020年開催予定であった東京オリンピックが大きなきっかけになるはずでした)があり、日本の英語教育を変えていかなくてはいけないということで、今回のような教科書改訂、ひいては指導要領の変更が行われるようになったのです​。

​すごく簡単にですが、教科書改訂が行われる経緯・背景はこのようなことがあってのことでした。

​では実際に、どのような内容になっていくのかを次のトピックで見ていきましょう。

​②どんな内容に変更されるのか

 

​●学習する単語数が増加

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『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』第2章 ウ 語、連語及び慣用表現 より

​中央教育審議会においては、「指導する語数については、これまでの実績や諸外国における外国語教育の状況などを参考に、実際のコミュニケーションにおいて必要な語彙を中心に、小学校で600~700語程度、中学校で1600~1800語程度、高等学校で1800~2500語程度」を指導することとして整理している。

​●文法事項の内容追加

『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語編』第2章 エ 文、文構造及び文法事項

​教科書会社さんの資料も参考にしました。

小学生移行内容.png
中学校移行内容.png

​●授業のやり方、英文の​種類が豊富になる

三つの要素.png

​文部科学省・中央教育審議会の資料から作成した図です。

どうやら、学習指導要領変更の際の基本方針となっているようです。特に資料をよく読んでみると「どのように学ぶか」という項目があり、そこには主体的・対話的で深い学び(「アクティブラーニング」)の視点からの学習過程の改善とあります。そして、知識の量を削減せず、質の高い理解を図るための学習過程の質的改善と続いています。

このことから、基本的には教師→生徒の一方通行の授業ではなく、まずはコミュニケーションを通して教科の興味を持ってもらい、そこから知識の理解を深めるという流れにしていくそうです。

 

※文部科学省YouTube「日本の外国語教育はこう変わる!」​上智大学 吉田研作先生のインタビュー内容を参考

授業内容の指針.png

他にも細かい内容変更はありますが、情報量が多くなってしまいますので、ここまでにします。

まとめると、

●学習する単語数の増加

●文法の学習する単元が追加(上の学年から降りてくる)

●情報処理、表現力を重視する授業スタイルに変更

です。

いかがでしょうか。​最後に育進会ではどのような対応をしていくのか説明していきます。

​③育進会ではどうする?

 

育進会ではどのように教科書改訂に対応していくのかを説明します。

①一人一人に合わせて計画を立てる。

②学校進捗状況を毎回確認して、授業ペースを調節する。

主にこの2点です。

個別指導ですと、一人一人に対して柔軟に対応できますので、安心してください。

具体的な内容は面談にてさらに詳しくお伝えします。

さらに、育進会では中学生の指導だけでなく、大学受験指導も行っております。

学年を超えた指導を行っていますので、正直今回の教科書改訂の内容に対しては特に慌てることはなかったです。

​教科書改訂というインパクトは大きいですが、育進会では安定した授業をお届けできると考えております。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

​何かご不明な点がありましたら、ご連絡ください。

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